2022/06/04

生き物の絵付け

本日は器の中の生き物シリーズです。

 








 

こちらは蓋物の碗ですが、

蓋を開けると見込みに鷺の姿があります。

控えめな雰囲気が愛おしいタッチです。









 

鳥続きですが、こちらは竹雀の図柄です。

バサッと広がる翼と表情の読めないつぶらな瞳が魅力的。









こちらは見込みに蝙蝠。手足が長いですね。









お次は直径5cmの豆皿に描かれた二頭の馬です。

平原の中で寄り添い仲良く過ごしているのでしょうか。

競いながら激しく走っている姿にも見えます。







 

 

最後は印判の波兎。

二羽の兎が波の間をピョンと跳ねています。

この波兎は、繁栄や飛翔を表す吉祥図柄なんだそうです。

 

 

生き物の描かれ方を見ていると、思わずクスリと笑ってしまうような表情だったり、素朴で愛おしかったり、様々な発見があり、癒されます。

以上、器の中の生き物紹介でした~