脚付の大きな鉢、入荷しました。
この脚の高さからして食卓用ではなさそうですが、
はて、用途は何なのでしょう。
江戸時代に、「かじか鉢」というものがありました。
美しい声で鳴くという蛙、“かじか” 。
鳴き声を部屋の中でも楽しむ為、
大きな鉢の上に籠を伏せ、
その中でかじかを飼っていたそうです。
食卓用でないとすると、もしかして、かじか鉢?
・・・かじか鉢には本来、 水を抜くための栓があるそうですが、
こちらには見当たりませんでした。
ううむ、そうなると、かじか鉢風の器なのでしょうか。
それとも、もっと他に用途があるのでしょうか。
正体は分かりませんが、
均一ではない柔らかな青緑色が美しく、
花器として水盤がわりに使っても絵になりそうです。
いろんな使い方を考えるのも楽しいですね。
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